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ホテルにおけるアレルゲンの実態とは?善玉菌のチカラでアレルゲンを軽減

更新日:2023年10月31日


気密性の高いホテル客室は、元々ダニが繁殖しやすい環境です。その中でも、特にダニが繁殖しやすいのが、人の汗や体温で湿度が高くなる寝具です。もちろんホテルでは、リネン類は毎日交換されていますが、清掃しきれないのが、マットレス、掛布団、枕などの寝具です。『寝心地の良さ』は、ホテル滞在時の印象に大きな影響を与えるので、それらの寝具の衛生状態は重要なポイントとなります。とはいっても、ホテルにおいては、天日干しや布団乾燥機などでこまめに乾燥させることは、ほぼ不可能と言えます。

そこで今回のコラムでは、目に見えないアレルゲンを簡単に除去できる画期的な方法をお伝え致します。



そもそもアレルゲンが原因で起こる問題とは

 

そもそも“ダニアレルギー”の正体は何かと言うと、ダニの死骸や糞に含まれるタンパク質(Der p1, Der f1)が原因であり、生きているダニが原因ではありません。ダニの死骸や糞は、0.01mm以下の小さな粒子となり空中に浮遊し、呼吸とともに体内に入り込みます。その時、異物として身体が認識すると、排除するために「IgE抗体」が作られ、再度体内に入った時にアレルギー症状が出るようになります。

ダニアレルギーのよくある症状が、「くしゃみや鼻水が出る」「目がかゆい、充血する」といったものです。しかしながら、ダニアレルゲンは、そのようなアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎などの比較的軽い症状だけでなく、症状が重篤化しやすい気管支喘息やアトピー性皮膚炎をもつ方の7~8割の原因となっていると言われています。 しかも、ダニアレルギーはアレルギー症状の約6割を占めていると言われているので、かなり高い率の宿泊客に影響を与えることが考えられます。

(参照元「約6割はダニが原因!? アレルギー症状とダニの深い関係」2018年7月 アース製薬株式会社)


寝具のアレルゲンを簡単に軽減できる画期的な方法とは

 

それでは、どのようにしたら寝具に蓄積されたダニアレルゲンを軽減できるのでしょうか?当然のことながら、ダニアレルゲンはダニの繁殖を抑制することが出来れば軽減されます。ですが、その繁殖を人に悪影響や不快感を与えずに除去するのは容易ではありません。例えば化学殺虫剤を使って処理した場合、ダニを除去することはできても、人体に悪影響を与える可能性があります。かといって、天然アロマによるダ二忌避効果のあるスプレーは、身体に優しくても、宿泊客によって香りの好き嫌いがある場合が多いです。

そこでお勧めしたいのが、善玉菌のチカラを活かしてダニの繁殖を抑制するという画期的な方法です。「『善玉菌』は、ヨーグルとか納豆とか食品の話ではないの?」と思われるかもしれません。実は『善玉菌』『悪玉菌』は生活空間にも存在しています。『善玉菌』には様々な種類と特性がありますが、消臭・洗浄剤グランバイオエアには、以下の図にあるように、2つの特性を持った善玉菌が使われています。。



しかも、グランバイオエアには、善玉菌が1.2億個/mlと高濃度で含まれているので、即効で高い効果が発揮されます。またグランバイオエアに含まれる善玉菌は、エサを元に代謝をして増殖し最低3日間生きることができるので、継続してアレルゲン除去効果を得ることができます。

とはいっても、実際に寝具のアレルゲンを軽減できるのか疑問に思われるかもしれません。以下に、マットレスにグランバイオエアを噴霧した場合と、何も処理しなかった場合の実験結果の違いをご紹介致します。


1.ダニアレルゲン(Der p1, Der f1)のマットレスにおける実験

①実験方法

・マットレス素材(20cmx20cm)を6枚用意。

・サンプル1~3は何もせず、サンプル4~6には毎日グランバイオ エアをスプレーし2週間後に両者を比較。

・アレルギー源 Der p1 と+ Der f1の変化を観察。


【アレルゲンDer p1(Extract ng/ml)】


【アレルゲンDer f1 (Extract ng/ml))】


上記のように、グランバイオエアを噴霧した場合、アレルゲンが50%以上減少しました。

 


グランバイオエアに含まれる善玉菌が安全な理由とは

 

ですが、「『善玉菌』とはいっても、菌だからその安全性が心配・・・」と思われるかもしれません。

グランバイオエアには5種類の善玉菌がブレンドされて含まれていますが、それらの善玉菌は、全て以下7つの条件をクリアしています。


【安全性:7つの理由】

1.100%天然の善玉菌

  非遺伝子組み換えの善玉菌。


2.自然に存在する土壌および水中の微生物

  日本人に馴染みの深い納豆菌などの仲間であるバチルス菌。

3.高い生分解性

  動物や植物にも安全で生態系に悪影響を与えません。


4.食品用として承認されている

  欧州食品安全機関と米国食品医薬品局(FDA)により 食品に使用しても問題ないと認められている善玉菌。


5.ビーガン及びベジタリアンの基準に準拠

  動物性ではない善玉菌。


6.製造工程における安全性が確認されている

  製造工程において微生物汚染とならないことが証明されている善玉菌。


7.WHOの基準により病原性がないことが証明されている

  ウイルスや細菌などの取り扱いに関する安全基準であるバイオセーフティーレベル4段階中、危険度が最も低いレベル1の善玉菌のみ使用されている。


つまり、グランバイオエアには、食品・住環境・生態系など様々な側面において安全性が認められている善玉菌が厳選して使用されているのです。また納豆菌の仲間と聞くと「臭くないの?」と思われるかもしれませんが、グランバイオエアに含まれる善玉菌は無臭です。


今回は、グランバイオエアの寝具におけるアレルゲン除去効果の事例をご紹介しました。ですが、グランバイオエアには、脱臭、カビ菌の抑制、悪玉菌の除去など様々な効果があります。善玉菌のチカラを活かした衛生管理方法にご興味ありましたら、是非お気軽にお問合せください。










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