
> 現状の水害復旧作業の各工程における問題点
> 洗浄
表面的な汚れの除去にとどまり、臭気物質の除去も出来ない。また、染み込んでいる汚れ、雑菌の死骸、有機物、臭気物質など、二次被害であるカビや菌、感染症への対応が不十分である。
> 除菌/殺菌の手法
薬剤のみに頼った表面的な対処のみにとどまり、善玉菌も除菌してしまう。一時的にはよくなるが、環境バランスが崩れ、悪玉菌のみが大量繁殖してしまう可能性がある。
> 消臭
現在は薬剤による中和消臭のみにとどまり、完全な消臭作業という作業には至らず、満足がいく作業とはいかない。
> 新しい衛生管理の手法
完全な除菌、殺菌、感染症対策は難しく、わずかに残った菌が二次被害を招く。
> バイオ洗浄剤だからできること
> 洗浄
表面的な汚れだけではなく、染み込んでいる汚れ、雑菌の死骸、有機物、臭気物質などが染み込んでしまった汚れもプロバイオティクス(善玉菌の力)で解決することができます。二次被害であるカビや菌、感染症への対応が可能になります。

> 除菌/殺菌の手法
プロバイオティクス(善玉菌)を配合したグランバイオであれば善玉菌を減らすのではなく、増やすことができるのでエコバランスを最良の状態にすることができます。一般的な洗剤や除菌剤のように、一時的ではなく、継続的にクリーニング効果が得られ、悪玉菌の繁殖を抑制することが可能となります。
> バクテリアが25まで生存できる一定のスペースを想定した場合のイメージ

> グランバイオと一般的な洗浄剤のエコバランスを評価したグラフ

> 消臭
プロバイオティクスが清掃後も滞在し続けることで悪臭物質を消費・分解除去することが可能です。
> 新しい衛生管理の手法
完全な除菌、殺菌、感染症対策は難しいため、エコバランス(衛生環境)を整えることで二次被害等を食い止めることが可能です。ヨーロッパの病院では既に導入されており、多くの実績があります。
> プロバイオティクスを使用した場合の院内菌数推移

> EUにおけるグランバイオによる大腸菌遷移変化グラフ

> プロバイオティクス洗浄剤を使った水害復旧
> 1.洗浄
一般的な洗浄剤が表面的な汚れなどにしか作用しないのに対し、GranBio(グランバイオ)で洗浄をすることで、物理的な洗浄に加え、染み込んだ汚れや雑菌や臭気に関しても善玉菌の作用により分解・除去することで消臭しながら洗浄することが可能です。これにより悪玉菌が抑制されます。

エコバランスの取れた室内が、床上浸水などの水害をうけると悪玉菌で汚染されます。これを単純な洗浄だけをしてしまうと、善玉菌も悪玉菌も全て除去してしまうことになります。これにより悪玉菌が増殖し、二次被害に直結してしまいます。
そのため、グランバイオプロを用いることで染み込んでしまった汚れもバイオの消臭、菌抑制効果で二次被害の侵攻を抑えます。また、これが後段に控えている殺菌・消臭工程の負荷低減にも繋がります
> 一般的な洗浄剤による洗浄
●:善玉菌
●:悪玉菌
洗浄前
洗浄直後
洗浄後数時間

> グランバイオによる洗浄
●:善玉菌
●:悪玉菌
洗浄前
洗浄直後
洗浄後数時間

一般的な洗浄をすると悪玉菌も善玉菌も全て除去してしまうことになります。そのため、一時的には菌数は減少しますが、バランスは崩れず悪玉菌が残った状態のままとなってしまいます。(二次被害)グランバイオによる洗浄を行うことで環境バランスが整ってよりよい衛生環境が整えることが可能です。
> 2.殺菌・消臭
グランバイオプロで洗浄を行った後に、2つのステップで殺菌と消臭を行います。洗浄工程後には、物理的・科学的に除去出来なかった悪玉菌を殺菌剤で殺菌します。この工程には次亜塩素酸ナトリウムなどを用いるケースもありますが、漂白効果などもあるため、安定化二酸化塩素である除菌王を使用します。これにより悪玉菌の相対量を大きく削減します。また、グランバイオプロは極度のストレス状況下では芽胞状態(防御体制)になるため、全ては死滅しません。これにより善玉菌優位の状況に形勢が偏ります。

薬品による科学的殺菌工程の後には、ECOZONE社のオゾン殺菌脱臭装置を用いることで殺菌と消臭工程を行います。一般的な消臭工程では中和による消臭だけで完全な消臭にはなりません。
この工程を実施することで建物の手の届かない箇所の除菌・脱臭をすることが可能です。この建物の手の届かないところというのが重要な要素です。床下収納や床下などの空間に汚染物質(下水などの大腸菌類等)が侵入することでカビの発生や悪玉菌の増殖が目に届かないところで発生してしまいます。


ECOZONE社 オゾン殺菌脱臭装置
この液体で行う薬剤殺菌とオゾンガスで行う気体の殺菌作業を行うことで気付かない場所や手の届かない場所の二次被害を抑制することが可能です。
> 3.床上浸水、床下浸水などの水害復旧における新しい衛生管理
物理洗浄、殺菌工程、除菌脱臭工程を経たあと最後に善玉菌を用いた衛生管理が必要です。一般的な水害復旧ではこのエコバランスを重視した二次被害抑制の工程は無視されています。完全には除菌・脱臭しきれない空間の菌やニオイを善玉菌の力で施工後も常態的にエコバランスを整えるためにはベルギーの最先端のプロバイオティクス技術が有効です。
オゾン殺菌・脱臭作業後に、グランバイオプロで拭き上げ洗浄を行い、空間にグランバイオエアを噴霧することでプロバイオティクス効果により対象となるニオイ物質や有害物質、悪玉菌を酵素や代謝機能などで分解促進することが可能です。これにより二次被害の原因である空間浮遊菌対策ができます。
空間の衛生環境をグランバイオによる物理的、プロバイオティクス的洗浄効果に加え、グランバイオエアによる空間環境改良剤を使用することで空間環境をよりバランスの取れた状況に改良することが可能です。これにより手の届かない場所に関しても環境バランスを整えることが可能です。


> 水害復旧サービスのステップ
水害復旧に関しては各工程で適切なステップを踏むことでより環境バランスの整った水害対策が可能になります。
> Step.1 バイオ洗浄1
□ 作業内容
プロバイオティクス洗浄剤による特殊洗浄
□ 目的
表面及び染み込んでいる汚れ、臭気物質、雑菌、バイオフィルム、有機物の除去
□ 使用機材等
グランバイオプロ、高圧洗浄機
□ 効果
表面、染み込み部の汚れ、雑菌、臭気物質の除去をバイオの力を活かして短時間で確実な効果を上げることが出来る
> Step.2 除菌剤、殺菌剤噴霧
□ 作業内容
殺菌剤の噴霧
□ 目的
雑菌、カビ菌の除菌、殺菌
□ 使用機材等
□ 効果
微細なミストで除菌剤を噴霧することで空中浮遊菌などに高い除菌、殺菌効果がある
> Step.3 オゾン殺菌脱臭燻蒸
□ 作業内容
イスラエル製オゾン生成器をを使ってオゾン燻蒸
□ 目的
空間、物体の表面の消臭、除菌
□ 使用機材等
□ 効果
特殊清掃の分野で活用されているイスラエル製高性能オゾン生成器で悪臭を短時間で確実な除菌・脱臭します
> Step.4 バイオ洗浄2
□ 作業内容
最新バイオテクノロジーを活かした洗浄剤による仕上げ洗浄
□ 目的
善玉菌の空間占有率を高め、二次災害を抑制
□ 使用機材等
高圧洗浄機、グランバイオプロ
□ 効果
空間全体にバイオ=善玉菌を供給し環境バランスを整える
> Step.5 バイオ空間環境改良剤噴霧

□ 作業内容
バイオ空間環境改良剤の噴霧
□ 目的
対象空間の環境バランスを整え、悪玉菌を抑制
□ 使用機材等
□ 効果
空間全体にバイオ=善玉菌を供給し環境バランスを整える
